2017-04-15 竹取物語 童話 大伴御行大納言と龍の頸の玉 11 「船に乗ったら、船頭だけを信頼 するものだ。それなのに・・・なぜ 頼りないことをいうのか」 船酔いのため、大納言は口から 物をはきながらいいました。 「わしは、神様ではないので、何 もできません。強い風が吹き、波 が荒く、その上雷まで・・・。これは、 ただごとではありません。 あなたが、龍を探し殺そうと思っ ているから、こんなことになって いるのです。龍が怒っているので すよ。早く神様に祈ってください」 つづく