2017-05-15 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 11 「そんなはずはない。私は、どん な手を使っても、連れていくつも りだ」 輿を邸につけている間に、かぐや 姫はすっと姿を消してしまいました。 「かぐや姫が、あっという間に、 消えてしまった。残念だ。姫がい うように、普通の人ではないのか もしれない。そうであれば、無理 やりつれていくわけにもいくまい。 かぐや姫、連れて帰るのはあきら めたから、もう一度、姿をみせて おくれ」 つづく