女神さまからのおくりもの


  清太、山の中の湖へ 16


みたことのない赤い木の実が目
に入りました。
清太は、赤い木の実の方へ歩い
ていきました。
みるからにうまそうな木の実で
した。



木の実を一つとると、清太は口
にほうりこみました。
「うまいっ」
一歩も歩けないほど疲れていた
のに、木の実を一つ食べたとた
ん、すぅーと疲れがとれました。
そして、なぜかおなかもいっぱ
いになりました。


        つづく