女神さまからのおくりもの


  女神さまからのおくりもの16


「夢か・・・」
白駒のことが心配になった清太は、
馬小屋へ急ぎました。
小屋をのぞいた清太は、心臓がと
まるくらいびっくりしました。



白駒がいません。
あれは夢ではなく、ほんとうのこ
とだったのでしょうか。
清太は、他の馬小屋もさがしまし
た。でも、白駒はいません。



白駒は、庄屋さまが宝物のように
大切にしている馬。
みつからなかったらどうしよう。
白駒がいなくなったら、おじょう
さまはがっかりするだろうな。



「なんとしても、白駒をみつけな
くては」
清太は馬に乗り、白駒を探して歩
きました。
しかし、白駒はどこにもいません。


             つづく



    前回の分はこちら。


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    初めて読んでくださったかたへ


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