2017-05-07 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 3 日頃は、実の子のように、姫に接 しているおばあさんでしたが、会 うのをいやがっている姫をみると、 強制することはできませんでした。 おばあさんは、使者の所へ戻り、 「申し訳ありません。娘は強情者 でして、お会いしたくないといっ ております」と伝えました。 すると、使者が。 「かぐや姫に、かならず会ってこ いとの命令ですので、このまま帰 る訳にはいきません。かぐや姫は、 帝のお召しを、なぜことわるので しょうか。恐れ多いことですよ」 つづく