愛犬りゅう「ばいばい、またね」

[童話]愛犬りゅう「ばいばい、またね」


「わん」となけたよ!! 2


ぼくはびっくりして目をさました。
そして、「わっ」とさけんだ。
「何の音だろう?」
台所の方へ行ってみた。


すると・・・。
大きなガスボンベの横に、ガス屋のおじさんが立って
いた。
「ああ、びっくりした。なんだ、ガス屋のおじさんがボン
ベを持ってきたのか」
おじさんはあーちゃんに用事があるのか、背伸びをし
て台所の窓から中をのぞいている。
「ガスコンロの具合でも見ていたのだろうか?あーち
ゃんに用事があるなら声をかければ良いのに」


          つづく