[童話]愛犬りゅう「ばいばい、またね」
「ぼくはボールが大好き」 7
どうやったら、あのボールを手にいれることができる
かな?
ぼくはひっしで考えた。
しかし、良い考えもうかばなかった。
次の日。
ひなたぼっこをしていたら、庭へボールがころころと
ころがってきた。
でも、鎖につながれているので、そのボールを拾うこ
とはできない。
あそこに大好きなボールがあるのに・・・。
残念。
あーちゃんの家は、中学校の校庭の下にある。
坂道になっているので、校庭でホームランを打つと、
庭へボールがとんでくる。
つづく