2021-06-20 お月さまの耳かざり 童話 [童話]お月さまの耳かざり お月さまの耳かざり 1 かなは、お月さまが大好き。 よちよち歩きの頃から、小さな手をあわせ、「あん」と、 おじぎしていたそうです。 秋のある日の夕方。 かなは、柴犬のりゅうと、散歩に行きました。 りゅうは、散歩が大好き。 かなの顔をみると、「散歩にいこう、散歩にいこうよ」 と、さいそくします。 かなとりゅうは、いつもの道を走ったり、ゆっくり歩い たり、休んだりしながら散歩しました。 つづく