2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

花のほほえみ

「はてなフォトライフ」の「花の ほほえみ」を、更新しました。 ふきのとう・ぼたんの芽・君子蘭 などを追加しました。 花のほほえみ http://f.hatena.ne.jp/dowakan/ 「花のほほえみ」より ふきのとう

南天の実

「花のほほえみ」より 南天の実

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの20 まゆは三才になりました。 まゆはまだねがえりができません。 ぺたんとねているだけです。 まゆ玉は少しずつですが、白くな っていました。 ある日、おかあさんはまゆ玉の上 の方が、黄金色になっているのに 気がつきました。 …

りゅうの俳句1324

・このまゆで 住んでおられる 風の神 ・毎日は お礼するのは 風の神 ・あのくりは くださったのは おかあさん ・毎日に お礼されたる 黄金かも ・このくりで お礼するのは ありがとう

りゅうの俳句

りゅうの俳句1320 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090215#p2 りゅうの俳句1321 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090216#p3 りゅうの俳句1322 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090217#p3

りゅうの俳句

りゅうの俳句1318 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090213#p4 りゅうの俳句1319 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090214#p2

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの19 そんなある日。 「この家の子ね、まゆちゃんてい うんだけれど、一年たってもまだ ねがえりができないんだって。 ぺたんとねているだけだって」 「まだねがえりができないの。 早い子はくつをはいて、外を歩い ているのにね。 …

りゅうの俳句1323

・あのまゆで くださったのは 風の神 ・あの部屋で 心配された おかあさん ・あの黄金 くださったのは 黄金なり ・この心の しっかりされたる 黄金かな ・あの声の くださったのは 童話かな

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの18 一方、風の神様も毎日まゆのこと を心配していました。 「あーあ、せっかくのまゆ玉があ んなに真っ黒になってしまって…。 かなしいのー。いつになったら、 黄金色のまゆ玉にもどるのだろうか」 「両親は毎日まゆに優しいこと…

りゅうの俳句1322

・このまゆが 心配される ことばなり ・あのくりを できないことじゃ ことばなり ・大声に 心配すれば 黄金だね ・このくりで なってしまって 話し合い ・あの色を 心配したり 気持かも

ぼけの芽

「花のほほえみ」より ぼけの芽

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの17 八ヶ月がすぎました。 まゆはまだ首がすわりません。 だきあげると、首がぐにゃっとし ます。ねがえりもまだできません。 まゆができることは、優しいことば をかけると、うれしそうににっこり とほほえむだけでした。 「まゆ…

りゅうの俳句1321

・このまゆを だきしめました 話し合い ・このまゆで 心配したら おとうさん ・あのまゆで 心配すると 童話だね ・大声に 散歩されたる 気持かも ・あのまゆを 心配したり だきあげる

ぼたんの芽

「花のほほえみ」より ぼたんの芽

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの16 「まゆ、ショックだったのね」 おかあさんは、まゆをぎゅっと胸に だきしめました。 「まゆ、心配しなくても大丈夫だよ。 医者はああいったけれど、まゆは きっといつか・・きっといつか、歩 けるようになるからね。 まゆ、元…

りゅうの俳句1320

・あのまゆを だきしめました おとうさん ・神様に なってしまって ことばなり ・あのこども 心配された 童話なり ・このまゆが ふいてあげるね こどもなり ・このことば 心配したら 話し合い

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの15 「なんでまゆが…なんでまゆが…」 おかあさんは次のことばがでません。 おかあさんはまゆをしっかり胸にだ くと、とぼとぼと家に帰りました。 どこをどう歩いて家にもどったのか、 思い出すこともできないほど、おか あさんのシ…

りゅうの俳句1319

・この胸で だきしめました 童話かな ・あのまゆは なってしまって 童話かな ・あの童話 なってしまって 風の神 ・神様に ふいてあげるね 風の神 ・あのまゆの なってしまって おかあさん

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの14 女の子はまゆ玉をみて、にっこりと ほほえみました。 なんともいえない優しいほほえみで した。 二人は女の子のほほえみを、いつま でもいつまでもあきることなくみて いました。 こうして縁側においてあった黄金色 のまゆ玉は…

りゅうの俳句1318

・毎日に 心配すなる おかあさん ・このまゆが できないことじゃ 風の神 ・このくりの おはようしたり 赤黒い ・その気持 できないことじゃ 風の神 ・あのまゆは できないことじゃ 風の神

りゅうの俳句

りゅうの俳句1315 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090210#p4 りゅうの俳句1316 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090211#p4

君子蘭

「花のほほえみ」より 君子蘭

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの13 「まあ、小さなまゆ玉だこと。 でもなんて美しいまゆ玉なの。 こんなまゆ玉はみたことがないわ。 だれがおいていったのかしら」 おばあさんはまゆ玉を手にのせる と、娘とまごのいる部屋へとんで いきました。 「今縁側でね、…

りゅうの俳句1317

・あのまゆが 心配したり おかあさん ・神様を なってしまって 黄金だね ・縁側を 発育したる 女の子 ・あのくりを できないことじゃ 風の神 ・あのことば なってしまって 童話なり

君子蘭

「花のほほえみ」より 君子蘭

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの12 とくにこの頃は、人々に優しさが なくなり、「自分さえよければ、他 人はどうなってもよい」という人 がほとんどです。 だからニ千年位たたないと、黄金 色のまゆ玉は手にはいらなかった のです。 黄金色のまゆ玉は、この地方…

りゅうの俳句1316

・その黄金 伝言しては 美しい ・このまゆは かんじんされる 童話だね ・その短歌 心もとなく 黄金だね ・人々に 住んでおられる 鏡だね ・あのまゆは 伝言しては 真なり

ぼたん芽

「花のほほえみ」より ぼたん芽

命をみつめて

13才で他界した少女の伝言 (猿渡瞳さんの声と写真) 命をみつめて http://www.aflac-ikiru.com/saruwatari/index.html

風の神様からのおくりもの

風の神様からのおくりもの11 風の神様は守屋山でかいこをかっ ていました。 かいこからは毎年沢山のまゆ玉が とれました。 真っ白いまゆ玉です。 風の神様が住んでおられる守屋山 には、こんないいつたえがありま した。 守屋山では四百年に一度、それも …