2016-08-18 ふしぎな鈴 童話 ふしぎなリュック 10 鈴がぴかっぴかっと黄金色に輝き だしたのです。 すると、先生の背中のリュックが、 鈴めがけてころんところがってき ました。 そして、灰色のリュックも、ピカッ ピカッ、キラッキラキラと、黄金 色に輝きだしたのです。 「なんて美しい鈴の音だろう。私は この桃の鈴をもっている少女に会え る日を、ずっと長い間、そう五百年 近くじっと待っていたのです。やっ と、探していた鈴と少女に会うこと ができました。私はとてもうれしい。 つづく