2017-02-06 福寿草になった少女 童話 福寿草になった少女 25 黄金色の花は、太陽にあたり、き らっきらっと輝いていました。 それはひとえの黄金色の花でした。 「まあ、きれいな花だこと」 二人は、黄金色の花にかけよりま した。 すると・・・。 「リーン・リーン・リーン」 どこからか鈴の音が聞こえてきま した。 「福、福なのね」 奥さんの目には、美しい娘になっ た福の姿が、はっきりみえました。 つづく