2020-01-23 赤い夕顔の花 童話 [童話]赤い夕顔の花 赤い夕顔の花 49 そういって、そうべえは夕顔の花を一つとり、長五郎 にわたしました。 長五郎は、うれしそうに夕顔の花をみています。 三人が農家の庭先を立ち去ろうとした時、 「こらぁー、花どろぼうめ。待てー」 どこからか、大きな声が聞こえました。 そして、おばあさんが飛び出してきました。 おばあさんは、長五郎の手から、無理やり夕顔の花 をひったくりました。 長五郎は、何がおこったのかわからず、おびえてい ます。 つづく