2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり14 五分後。 「ぶすっ」 淵から、にぶい音が聞こえてきま した。 兵士たちの打った矢があたったの でしょうか。 淵の水が真っ赤になりました。

りゅうの俳句982

・にわとりに 行くのでしょうか はこべかな ・あの淵が 退治するのは 水柱 ・この黄金 晴れていたのに 童話なり ・にわとりを 退治するのは 水柱 ・あの黄金 安心しては 悲鳴かも ・あの淵が 安心すなる 君子蘭

開善寺の早梅の精

今、ほほえみでは、 童話「開善寺の早梅の精」を掲載 しています。 開善寺の早梅の精13 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080314#p1 「開善寺の早梅の精」は、信州の 伊那谷にある「開善寺」に伝わっ ている「早梅の精」の話をヒント にして、みほようこが…

ふきのとう

「花のほほえみ」より ふきのとう

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり13 「あんなに晴れていたのに。なぜだ」 ふしぎに思った信忠は、水柱のあ がった大蛇ケ淵をのぞいてみました。 「あっ」 信忠が、大声をあげました。 「信忠さま、どうされました」 「淵に何かいる。みなのもの、ま ず淵にいるも…

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三 冊目の童話。 ふしぎな鈴 裏表紙 人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html 「朝顔のエスカレーター」「お月さま の耳かざり」の章は、小学校の…

りゅうの俳句981

・この井戸は さけんでいます 火の手かな ・あの黄金 安心された 黄金だね ・この笛は 安心すれば 俳句なり ・にわとりを 安心しては 黄金かも ・その悲鳴 安心された 君子蘭

はこべの花

「花のほほえみ」より はこべの花

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり12 どのくらいの時間がすぎたのでしょ うか。 「姫。わしが、大島城を守ってやる ぞー。安心しろ。 わしは、大蛇ケ淵の主じゃ」 どこからか、おごそかな声が聞こえ てきました。

りゅうの俳句980

・あの井戸を さけんでいます 童話だね ・この童話 お話される 黄金かな ・あの俳句 さけんでいます 俳句かな ・あの煙 座禅されたし 童話かな ・にわとりを さけんでいます 黄金なり

まんさくの花

「花のほほえみ」より まんさくの花

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり11 「わぁーっ」 「きゃー」 女の人の悲鳴が聞こえます。 一箇所火を消しても、すぐまた別 の所から火の手があがりました。 城のあちこちが、すごい勢いで燃 えはじめました。 城の中は、もうもうと煙がたちこ めています。

りゅうの俳句979

・この井戸が さけんでいます 黄金なり ・その童話 くるのだろうか 童話だね ・この俳句 さけんでいます 黄金かも ・あの井戸の さけんでいます 童話なり ・この鳥は さけんでいます 切り倒さ

君子蘭

「花のほほえみ」より 君子蘭

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり10 大島城は、たちまち三河軍にとり かこまれてしまいました。 「みなのもの、矢の先に火をつけ、 城をいよー」 三河の大将・信忠が、大声でさけ んでいます。 「びゅーん」 「ばしっ」 「びゅーん」 「びゅーん」 「ばしゃ」

りゅうの俳句978

・その黄金 掲載すれば 童話かな ・あの本は お話したり 童話かな ・この俳句 するのだろうか おじいさん ・この童話 座禅するのは 童話だね ・この寺は 話したれば 童話だね ・この童話 あけていました 童話だね

君子蘭

「花のほほえみ」より 君子蘭

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり9 「大島城を、みんなで守るのじゃ。 みなのもの、たのんだぞ」 人々は、いそいで戦の準備をしま した。 戦でこわいのは、火事。火事にな れば、手のほどこしようがありま せん。城では、火を消すための水 が、大量に用意されま…

りゅうの俳句977

・庭先や 咲いていました 黄金かな ・にわとりに 話されたる 童話かな ・たくさんの 座禅されたる 黄金なり ・あの童話 咲いていました 俳句かな ・この人を あげていました 俳句だね

笛の音よ、永久にひびけ

笛の音よ、永久にひびけ1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20061012#p1 「次の日」「次の日」とクリックす ると、続けて読むことができます。 「笛の音よ、永久にひびけ」は、 スキー大会の会場をつくるために 切り倒された、志賀高原の樹齢二 百年の楓の木…

りゅうのひみつ日記

3月8日 よんだ[童話]開善寺の早梅の精を読んだよ 信州の伊那谷にあるんだよ おしまい 開善寺の早梅の精7 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080308#p1 今、ほほえみでは、 童話「開善寺の早梅の精」を掲載 しています。 「開善寺の早梅の精」は、信州の 伊…

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり8 「城代さま。大変でございます」 天守閣でみはりをしていた人が、 信廉の部屋へとびこんできました。 「なにごとじゃ」 「はい。はるか遠くに、織田の軍 勢がみえます。驚くほどたくさん の軍勢です」 みはりの人が、早口でい…

りゅうの俳句976

・その知らせ くるのだろうか 童話かも ・あの童話 咲いていました 童話かも ・一族を くるのだろうか 知らせなり ・その俳句 お話したり 黄金かな ・あの童話 するのだろうか 童話かも ・その相手 するのだろうか 童話かな

開善寺の早梅の精

ほほえみは、みほようこの日記の 別館。 みほようこの本や、童話を紹介し ています。 今、ほほえみでは、 童話「開善寺の早梅の精」を掲載 しています。 「開善寺の早梅の精」は、信州の 伊那谷にある「開善寺」に伝わっ ている「早梅の精」の話をヒント に…

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり7 「信忠か、てごわい相手じゃのぅ。 いつ伊那谷にせめてくるのだろうか」 「さあ、わかりません。戦の準備を しておくようにとの知らせでござい ます」 信廉が、知らせにきた人と、小声で 話していました。

りゅうの俳句975

・あの井戸は 咲いていました 黄金かな ・この鹿が するのだろうか 黄金かも ・あの姫の 撮影したら 童話だね ・人々に 掲載すれば 黄金かな ・庭先に するのだろうか 俳句かも

かきつばたになった少女

かきつばたになった少女1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20071018#p1 「次の日」「次の日」とクリックす ると、続けて読むことができます。 「かきつばたになった少女」は、 信州の霧ケ峰高原に伝わっている 「かきつばた」の伝説をヒントに して、みほよう…

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり6 大島城も、ここ数年は平和でした。 「姫。これは、おじいさまの絵だよ。 おじいさまに、にているかな」 そういって、信廉は、おじいさん の肖像画をみせてくれました。

りゅうの俳句974

・あの本で 掲載される 黄金だね ・伝説や 咲いていました 俳句かな ・その黄金 咲いていました 黄金なり ・この黄金 するのだろうか 黄金かな ・この黄金 咲いていました 俳句かも

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり5 「私は、歌をよみ、絵を描いている おとうさまが、大好き。 でも、戦に行くおとうさまは嫌い。 おとうさまたちは、なぜ戦をするの だろうか。 戦国の世だから、敵がせめてくるこ ともある。一族や城下の人々を守る ために、戦…