2010-01-01から1年間の記事一覧

りゅうの俳句

・ あの女神 お願いしたら 童話なり ・ あの花は あるのだろうか 女神かな ・ あのくりの お願いしては 一休み ・ あのモミを にぎってくれた 童話かも ・ あの花で あるのだろうか 三つだね ・ あのくりは にぎってくれた 童話かも ・ あのしきで あるのだ…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの74 「庄屋がみたという木は、この木 にちがいない。 じゃあ、湖は、この近くにあるの だな」 清太は、すこし元気になりました。 モミやツガなどの森をぬけると、目 の前に突然湖があらわれました。 真っ青な美しい湖でした。 「湖…

りゅうのひみつ日記

12月10日 かんそう[童話]女神さまからのおくりものを読んだ 峠に向かうんだよ おしまい 女神さまからのおくりもの71 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20101210#p1 初めて読んでくださったかたへ http://d.hatena.ne.jp/youko510/20101001#p2

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの73 麦草峠の近くに、モミやツガなど の原生林があると聞いたけれど、 どこにあるのだろうか。 清太は、森の中をあちこちさがし ました。 でも、モミやツガの木は、どこに もありません。 清太は、倒れた木の上で、一休み しました…

りゅうの俳句

・ たくさんに お願いすれば さようなら ・ あのあとを 心配された 女神なり ・ この童話 お願いしたら 峠だね ・ 湖を してもらったら 女神かな ・ あの馬で 心配された 女神だね ・ このくりで してもらったら 童話だね

冬桜

「花のほほえみ」より 冬桜

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの72 「さみしい道だな」 清太は、ふぅーと大きな息をはき ました。 しばらくいくと、東の空がだんだ んに明るくなってきました。 そして、山の上から、太陽が顔を だしました。 太陽をみた清太は、ほっとしました。 「無事に湖がみ…

冬桜

「花のほほえみ」より 冬桜

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの71 麦草峠まで、どれくらいかかるの だろうか。 清太は、峠に向かって歩き始めま した。 おらが追い出されたことを知った ら、きよちゃんは心配するだろうな。 やしきにもどり、もう一度、庄屋 さまにお願いしてみたらどうだろう…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの70 第六章 清太、山の中の湖へ 次の朝。 清太は、夜が明けないうちに、庄 屋の家を去りました。 空には、星が輝いています。 「きよちゃん。たくさんの楽しい 思い出を、ありがとう。 八年間、きよちゃんと暮らすこと ができて、…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの69 「今日で、お別れだね。 今までありがとう。元気でくらす のだよ」 清太は、馬たちに声をかけました。 清太は、どの馬も好きでした。 でも、白駒は、特別な馬でした。 白駒は、きよとの思い出につながる 大切な馬だったからで…

りゅうの俳句

・ あの花は お願いすれば 息子かな ・ あの女神 仕事されたし ありがとう ・ この童話 お願いしたら 勇気かも ・ この女神 じまんされたる 童話なり ・ あのくりの あいさつしたる 女神かな ・ このさいで 結婚された 勇気だね ・ この女神 お願いされる 俳…

りゅうの俳句

・ あの椿の お願いすると ありがとう ・ あの女神 じまんされたし 女神だね ・ この気持 お願いすると 童話なり ・ あのおじは ちがいすぎます 女神かな ・ その間に 仕事されたし 女神かな

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの68 「清太、元気でくらすのだよ。 幸せになっておくれ」 吉衛門は、なごりおしそうにいい ました。 わしは、きよも清太も、どちらも 手ばなしたくない。 二人とも、自分のそばにいてほしい。 わしに勇気があったら、二人を結婚 さ…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの67 「清太。八年間、よく働いてくれ たね。ありがとう。 これは、私の気持だ。これだけあ れば、三ヵ月くらいはなんとか暮 らせるだろう。 その間に、次の仕事をみつけなさい。 清太なら、きっといい仕事がみつ かるだろう」 吉衛…

りゅうの俳句

・ この花を お願いすれば 美しい ・ あのわが家 つぶやきました 一人っ子 ・ あの自分 じまんされたし 自分かも ・ 高原や いいえしたれば 自分だね ・ この女神 お願いすると 女神だね ・ 先日の ごめんしたれば 自分かな ・ あの家で お願いされた 別れな…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの66 きよのためにも、清太のためにも、 これ以上いっしょにいてはいけない。 清太、お願いだから、すぐこの家 を出ていってほしい」 吉衛門は、清太にお願いしました。 「庄屋さま。今日一日だけ、この 家にいさせてください。 私…

どうだんつつじの紅葉

「花のほほえみ」より どうだんつつじの紅葉

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの65 清太のような青年が、きよのむこ になってくれたら、どんなにいい だろう。 そして、二人で力をあわせ、この 家を守ってくれたらどんなにうれ しいことか。 吉衛門は、そんなことを考えてい たのです。 「清太。おまえの気持は…

りんご

「花のほほえみ」より りんご

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの64 そして、清太が一人っ子でなかっ たら、私の息子として、この家に きてほしいと思ったこともある」 吉衛門は、落ち着きをとりもどし、 静かに話し始めました。 「清太。大きな声を出してごめん。 つい興奮してしまって・・・。…

りゅうの俳句

・ この椿は お願いすなる 女神かも ・ その童話 好かれているし 自分かな ・ あの家を 期待するのは 女神かも ・ その自分 お願いしては 自分かな ・ この女神 ちがいすぎます そういかな ・ あのくだを いっているのか 童話だね ・ このおじが 興奮された …

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの63 「でも・・・おら・・・いや、私の家 は、貧しい。食べていくのが精一 杯です。 それに、第一、家柄がちがいすぎ ます。 だから、どんなにおじょうさまが 好きでも、おじょうさまと結婚さ せてくださいとはいえません。 ・・・…

りゅうの俳句

・ あの童話 つぶやきました 童話なり ・ あの小菊 結婚すれば 美しい ・ あの童話 紅葉された そういだね ・ この家で しっかりされたし 童話なり ・ このわが家 紅葉すなる 童話かな ・ あのしらの 期待されたし 息子なり

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの62 「庄屋さまにいわれなくとも、私 にはよくわかっております」 「清太。おまえは、自分がなにを いっているのか、わかっているのか」 吉衛門は、腹がたってきました。 清太にというより、自分自身に腹 をたてていたのです。 「…

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの61 「おじょうさまのことなど、なんと も思っていません」、清太がそうい ってくれるのを、吉衛門はひそかに 期待していました。 ところが、 「おら・・・いや私は、おじょうさま のことが大好きです。 この家にお世話になった時…

りゅうの俳句

・ この花を 紅葉したら 美しい ・ この童話 ご用するのは 童話なり ・ その気持 結婚すれば 童話かな ・ あの人が 紅葉したる 親心 ・ おすわりや 結婚される ことばなり

カーネーション

「花のほほえみ」より カーネーション

女神さまからのおくりもの

女神さまからのおくりもの60 「清太さんに、聞きたいことがある って」 「おらに聞きたいことって、なんだ ろう」 清太は、吉衛門の部屋へいそぎま した。 「なにかご用でしょうか」 「清太。そこへおすわり」 「はい」 清太は、なにをいわれるのだろうと…

やぶこうじ

「花のほほえみ」より やぶこうじ